「既製品」という言葉を辞書で調べると「既製の品物」「出来合いの品」という意味が記載されています。私たちが普段の生活で購入するものの大半は「既製品」です。なぜでしょうか?
その理由は、製造の効率化であったり、物流の効率化であったり、在庫管理の効率化であったりと様々です。もしも世の中に既製品が無く、別注オーダーでしか製品が手に入らなかったらとても不便なことでしょう。すぐに欲しいと思っても完成するまで待たなくてはいけません。製品の製造から購入までの流通をスムーズにする、それが既製品の存在理由なのではないでしょうか。
生活必需品、消耗品のほとんどは既製の規格が決められ、大量に生産され大量に流通し、大量に販売されています。機能さえ果たせば、緻密なデザインや凝った仕様など不要であるものばかりです。こだわりのデザインよりも「すぐに買える」「安く買える」「どこでも買える」ことの方が重要なのです。
しかし、そうでないものもあります。既製品では満足できないケースもあるでしょう。洋服などはその傾向が強いのではないでしょうか。現在は既製品の商品幅も広がって、自分に合うものを見つけやすくなっていますが、それでもオートクチュールの需要は無くなりません。サイズの仕立て直しなども無くなることはないでしょう。それでは、洋服の既製品の存在理由とは何でしょうか?
それは「提案」だと思います。性別、年齢、体型、着用する場面など、それぞれの条件において最も良いと思われる製品が既製品となっているのです。それは製造メーカーが長年の経験と実績、開発と挑戦、失敗と成功を積み重ねてたどり着いた珠玉の製品であるはずです。それが認められて流行が生まれ、そしてそれが継続することによって文化になっていくのです。
必需品であり消耗品であるのぼり旗は、同時にお店の看板としての役割もあります。こだわりのデザインよりも「すぐに買える」「安く買える」「どこでも買える」ことの方が重要な場面もあれば、既製品では満足できないケースも多くあるでしょう。のぼりは、どちらの性質も併せ持った存在であるがゆえに、別注オーダー品も既製品もたくさん流通しています。
そんな中で、のぼりの既製品は、どのような役割を持っているのでしょうか?当然「すぐに欲しい」に応える、という役割もあります。しかし、のぼりの既製品も洋服と同様であると思っています。
既製品のぼりの存在理由とは
既製品のぼりの存在理由とは、効果的な販促の「提案」なのです。のぼりが設置されるお店の業種や業態、季節や企画など、さまざまなシーンを想定し、最も効果的なデザインが既製品になっているはずです。製造メーカーの経験と実績、開発と挑戦、失敗と成功から生み出されているはずです。
「のぼり屋工房」の既製品が、まさにそうなのです。
のぼりのメーカーとしてのプライドと自信に満ち溢れた既製品のラインナップは、私たちのぼりストアが認めた唯一のメーカーです。その既製品を取り扱うことに誇りを持っています。
のぼりストアがご提供する既製品のぼりは、すべてお客様に対する「販促のご提案」です。あなたにぴったりの「ご提案」が必ず見つかる、そんな専門サイトを目指しています。