こんにちは!お肉を焼くときは焦げる手前くらいまで良く焼く派の旗野です!
焼肉店オーナーさんに役立つ情報を探して、いつものように統計局のデータベースを閲覧していて、ちょっと気になることがありました。
それは、県別の焼肉店の件数です。
もちろん単純な件数で言えば東京都や大阪府などの大都市の件数が多くなるのが当たり前ですよね。
そこで『全飲食店の件数のうち、何件が焼肉店なのか』という、いわゆる『焼肉店比率』でランキングを作ってみました!
まず、焼肉店比率の全国平均は3%でした。
これは100件の飲食店のうち、3件が焼肉店さんということです。
そして下のグラフが、その全国平均を下回る地域です。
まず僕個人の感想ですが、沖縄県の焼肉店比率がこんなに低いとは思っていませんでした。
勝手な思い込みですが、なんだか肉食文化なイメージがあったもので。
ところで、平均よりも焼肉店比率が低いということは、同業同士の競争が低いということになります。
つまり、焼肉店以外の飲食店がライバルになるということですよね!
そうなると販促の打ち出し方も『お肉が食べたくなる』ようなシンプルでインパクトのあるデザインが効果的です!
要するに、今日はラーメンの気分だと思っているお客さんに、いや待て焼肉が食べたいぞと思わせることが重要なのです。
道行くお客さん予備軍に『なんだかお肉が食べたいな』と思わせる焼肉のぼりはコチラ
続きまして、全国平均よりも高い焼肉店比率の都道府県の発表です。
全国平均を上回るトップ18を表にしてみました。
いかがでしょう、皆さまが営業されている都道府県が入っているでしょうか?
石川県、すごいですね!
石川県で焼肉と言えば加賀牛や能登牛が思い浮かびます。
お隣の福井県は若狭牛ですね!
3位の鳥取県を含め、こうしてみると上位を日本海側の県が占めているのは、何か理由がありそうな気もしてきます。
気象条件などが関係しているのかもしれませんね。
さて、焼肉店比率が高い、ということはつまり、焼肉店同士の競争率が高いということになります。
つまり販促の方向性は『うちのお店は他の焼肉店とココが違う』という差別化のアピールが効果的なんです!
もちろんここで取り上げた数字は全国的な統計データですので、実際の状況と異なる場合もあると思います。
県単位で見れば焼肉店比率が低い県でも、実際にお店があるのは焼肉店ひしめく焼肉ストリートということもあるかも知れません。
大事なことは、自店の競争相手がどこのお店なのかを知ることです。
昔から『敵を知り己を知れば百戦危うからず』と言いますからね!