フルカラーハッピストアのハッピは、正直に言って格安です。
同仕様、同品質、同納期で比較した場合、業界随一と胸を張れる価格設定をしております。
なぜそんなことが可能なのか、今回はフルカラーハッピストアの低価格の謎を解明いたします。
そもそもハッピの金額は、このような構成になっています。
1.生地代
その名の通り、ハッピを作るための生地の金額です。
フルカラーハッピストアでは3種類の生地を用意しており、それぞれで金額に差があります。
またサイズによっても使用する生地の面積が異なりますので、価格に差があります。
2.プリント代
生地に昇華プリントする金額です。
主にはインク代とプリント加工費、消耗品費です。
ハッピのサイズによってプリント面積や消耗品の大きさも変わりますので、当然価格も変わります。
3.縫製代
プリントされた生地をハッピの形に縫うための金額です。
4.データ加工費
デザインデータを、プリント用の出力データに変換するための金額です。
専門のオペレーターが、デザインデータを、ハッピの製造に必要な縫いシロなどを加味したプリントデータに変換します。
5.デザイン費
フルカラーハッピをデザインするための金額です。
フルカラーハッピのデザインは、着用したときの人体の丸みや脇部分の前後の繋がりなどを考慮しなければなりません。
そのため難易度が高く、デザインをするのにも時間がかかります。
6.減価償却
生地にプリントするための印刷関連の機械、縫製するための機械、データのやりとりやデザインするための機械。
それら、フルカラーハッピの製造に関わる機械の金額です。
7.利益
フルカラーハッピストアが頂く利益です。
ここから、サイトの維持費や人件費を捻出します。
さて、ここからがフルカラーハッピストアの低価格のカラクリです。
品質を落とさずに圧倒的な低価格を実現するため、こんな工夫をしました。
生地とプリントと縫製については品質に直接関係する部分ですので、この部門でのコスト削減は最終手段です。
利益については元から必要最低限ですのでご了承ください(笑)
削った部分は『データ加工費』『デザイン費』『減価償却』です。
まずデータ加工費については、フルカラーハッピストアで扱うフォーマットを全自動でプリント用データに変換できる仕組みを構築したため、この部分のコストを丸々削減することができました。
次にデザイン費ですが、こちらはお客様に完全データをご入稿頂くことで、コスト削減をしております。
つまり、お客様にデザインをして頂く分だけお安く製造できるというわけです。
そして減価償却ですが、こちらは『機械をハッピ以外の製品製造にも利用する』ことでコストに反映しないようにしています。
ハッピ以外の製品で減価償却をするように計算しておりますので、フルカラーハッピは安く作ることができるのです。